初めまして。
滋賀ボッチャリーグ理事長の田中康隆と申します。
前職は滋賀県の養護学校に勤めておりました。 ボッチャには教員時代に出会いました。
始めるきっかけは車椅子に乗る高校生の男の子との出会いからでした。
「死にたい」と彼は言っていました。
「やりたいことはないの?」と問いました。
「ボッチャをやってみてたい」と彼は言いました。 二人でボッチャを始めました。
「死にたい」とは言わなくなりました。
ボッチャをやりたい人、希望を見いだす人は、先述の彼だけではありません。
「ボクはボッチャで生きていきます」 「関西1位になりたい」
卒業式でそんな希望を語る生徒が出てきました。
「ボッチャに出会うだけで人生が変わる人がいる。このスポーツを滋賀県中の隅々まで広げよう」 そう思うようになり、7年ほど障害ある人を中心に普及活動をしていました。
「ボッチャやりたいです!」 そのような希望を言う障害ある人に多く出会いました。
その後、その人達はボッチャを始めているのか。 人生が変わったのか。
何も変えられなかったと思っています。
ボッチャは障害ある人だけで始めるのは困難です。
「障害ある人にボッチャのやり方を教える」
これでは広まらないのだと思います。
世の中全体がボッチャをやる。
地域にチームや練習場所があり、そのなかに障害ある人も入っていき、共に楽しんでいる。
環境作りこそが大事なのだと思います。
滋賀ボッチャリーグが目指すもの
ボッチャリーグが目指すイメージは次のようなものです。




全て海外の画像です。 行われているスポーツはボッチャの原型といわれるボッチェというスポーツです。 ボッチェ(BOCCE)⇒ボッチャ(BOCCIA) というわけですね。 障害ある人も参加しています。 街中にはボッチェ場があり、日常のスポーツになっています。




滋賀県にこのような風景を作りたいと思います。
街中にボッチャ場があり、ボッチャカフェやバーがあり、気軽に楽しめる。
ボッチャを知りたい、やってみたい方は滋賀ボッチャリーグまでお問い合わせください。
ルール、技術、用具購入など喜んでサポートいたします。