お世話になっております。
12月1日にNHK大津放送局「おうみ発630」にて当リーグの独自ルール「oneボッチャ」が紹介されました。
oneボッチャは分類で言えばレクリエーションボッチャのルールです。
ですが。
面白さで言えばパラリンピック式を上回ると思っています。
そう思えるくらいの代物になってくれました。
開発のきっかけ
契機になったのは、2018年に行ったとあるボッチャ体験会から。
公民館で大人と子どもが交じっての体験会を開きました。
小学生含むチーム同士の対戦がありました。
赤チームはサイドラインギリギリにボールを置きました。
展開は赤の一方的なものになりました。
初回から赤の得点が続き、最終エンド開始時で10点以上の差がありました。
どうやっても勝ち目のない最終エンドですがルールなのでやらねばなりません。
その時は「仕方ない。ボッチャはこういうゲームだから」と思いました。
負けた青チームは次戦も負けます。
相手側が白球にピタ付けし、青はアウトを連発。
つまらなさそうにボールを投げる子どもたちを今でも覚えています。
ボッチャでワンサイドゲームを防ぐには専門的知識が必要です。
私はその知識を持っていますが、彼らに教えるのは意味がありません。
教えても、初心者が出来るようなプレーではないからです。
さらに絶望的なことを発見しました。
私が今ままで体験会向けに紹介していたレクボッチャコート。
このコートには重大な欠陥があります。
このコートでやるとある攻略法を取れば、青は一方的に負けやすいのです。
先述の体験会もこのコートでやっていました。
「ヤバイ。ボッチャは流行らないかもしれない」と思いました。
ボッチャはパラリンピック競技なんです
ボッチャは「誰でもできるレクリエーションスポーツ」として紹介されやすいものです。
それは誤解です。
ボッチャは誰でも参加できますが、勝てるかどうかは別の話です。
ボッチャは硬式野球や11人サッカーや5人制バスケのようなアスリート競技であり、ハイエンドスポーツです。
体験会でボッチャそのままでやるのは、小学生にいきなり硬式野球やらせるのに似ています。
子どもには硬式よりソフトボール、もっと言えば三角ベースが最適です。
ボッチャにはそれがありません。
一般的にレクボッチャと言われるルールは全くもってレクになっていません。
「ちゃんとしたレクルールを作ろう」と思いました。
それから3年かけてoneボッチャが出来ました。
oneボッチャはレクルールです。
初心者でも楽しめ、低コストかつ、準備や片付けが楽です。
思わぬ発見もありました。
7~8割の人はパラリンピック式よりも面白く感じるだろう、と予測しています。
滋賀を聖地にしよう
スポーツの楽しさは大会にあると思います。
今まで何十回という大会を開催してきました。
大会は毎回赤字なんですが、それでもやるんです。
開催するのが好きなんです。
これからoneボッチャを武器に日本一面白いボッチャ大会を作ります。
滋賀で全国大会を開きます。
「琵琶湖鳥人間コンテスト」
「近江神宮かるた大会」
「彦根のカロム大会」
そういった全国的な滋賀名産スポーツに育てていきます。
沢山でやる方が大会は面白いです。
参加したい人、やってみたい人大歓迎です。
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練習・大会案内が届きますので。